シリーズ② (46)

指数連動投資信託は単純さと保守的な投資姿勢、コストの低さによってこの40年間で人気が高まってきたが、同じような銘柄に投資しながらより高いリターンを上げるちょっと変わった上場投資信託(ETF)が登場し、記録的な額の資金を集めている。「スマートベータ」や「ファンダメンタルインデックス」と呼ばれるこの種の指数連動投信は、時価総額とは別の要素に基づいて銘柄を組み入れる。例えば配当、売上高などだ。S&P500種株価指数構成銘柄をこのような方法で組み込んだ投信は過去5年間、指数を上回るリターンを上げ、信奉者を増やした。ただ運用手数料が伝統的なETFの10倍となり得ることには、信奉者らはなかなか気付かない。

http://www.bloomberg.co.jp/news/123-N20YVP6KLVR601.html(Bloomberg)

2014/01/04(土) 01:41

no52:おかげさま

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西洋には善悪、損得、勝ち負けという二元論の価値観がある。日本人は損得の「得」ではなく、道徳の「徳」を生き方の中心においている。東日本大震災の時の行為は、日本人が育んできた徳によるものである。フランスの詩人ポール・クルーデルは「日本人は貧しい。しかし高貴だ。世界でただ一つ生き残ってほしい民族を挙げるとしたら、それは日本人だ」と言う言葉を残した。第二次世界対戦中、それも敵国・日本を称賛する言葉である。しかも、貧しくて高貴という相反する要素を包含する発想は、二元論からは生まれることがない。戦後、日本が経済復興するに当たり、西洋的二元論を取り入れることは確かに必要だった。しかし、豊かさを謳歌する現在、もう一度、本来の日本人の生き方に目を向け、それを取り戻すことはとても重要です。物事の原因と結果を分析し、それに対する自己責任を求めるのが西洋的発想、原因と結果を結ぶ縁、絆というものを大切にし、それに感謝して生きるのが日本的発想。それは、一言で『おかげさま』という言葉で言い表すことができる。(元国際線客室乗務員白駒妃登美氏のエッセイから)

2014/01/02(木) 00:34

no51:一期一会の関係

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あけましておめでとうございます。今年もよろしくお願いします。新年最初のメッセージは「一期一会の関係」、世に溢れる膨大な情報を私という一人の個人が内包している。それらの膨大な情報は様々な分野に影響を及ぼし、様々な他者との関係になっている。その関係性は、様々なメディアによって多層化し、垂直と水平にそれぞれ伸びていく「関係性の立体化」が、いまや多心円化とソーシャルメディア化の中で起きている。戦後の『ムラ社会』を支援したマスメディアは、暗黙知、自己完結的な関係だった。ゆらぎを生み出すダイナミックな社会を支援するソーシャルメディアは、明示的、多心円的な不確実な関係である。つながりと情報がバラバラに別のサービスとして存在していたが、ソーシャルメディアの進化とともに徐々に大統合されつつある。その背景には、消費と情報の流通の向こう側に人と人の接続と承認があるという消費社会の変容がある。私たちは大統合のスタート地点に立っている。

2013/12/13(金) 01:18

no50:思いやり(続)

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ハイテクからの脱出方法はあるのか。人と生身で接触、人脈を形成することに意識的になる。多くの人と交流する場を作り出す。そういう場を自分から求めていく。それが人間を練り、思いやりを体得し、魅力を獲得する出発点だ。「知及ぶべし、愚及ばざる」(西郷隆盛)、同等な者,あるいはそれ以下の者は,ほめて採用しろ。自分と同じ意見は、これもほめて採用しろ。嫌な奴ともつき合え。つまり,人の意見をよく聞くことが大事である。世の中には,秩序があり、常識があり、規則がある。表の論理の規範、つまり正しい規則に従って世の中は回転していく。これに裏の論理の規範が必要だ。これは表に出ない。では,裏の規範とは何か。

2013/11/16(土) 23:27

no49:思いやり

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日常生活の中で人間を練る機会が少ない。人間同士の接触が少なくなっている。赤ちゃんは他者という意識はない。この世に存在するのは自分一人、腹が減れば泣きわめく、その態度は自分中心,他者への配慮等全くない。成長するにつれ、自分以外の人間の存在を意識する。つまり、大人になっていくことは、他者を認識していく過程であり、認識した他者とどう関わっていくか,人間関係の結び方が人間を練ることになる。他者への想像力が希薄だと思いやりに欠ける。ハイテクは人間を孤立させる仕掛け。人間は習慣の動物だ。ハイテクに慣れると生身の人間の関わりが煩わしくなる。でも、ハイテクが補ってくれるから不都合ではない。つまり、コミュニケーション手段のハイテク化は、孤立を孤立と感じさせない仕掛けにもなっている。では、ハイテクからの脱出方法はあるのか。