Items filtered by date: Thursday, 22 August 2019 - Grid & Finance Advisors
この夏、世界中でエクストリーム・ウェザー(異常気象)の被害が多発している。1972年に国連人間環境会議(ストックホルム会議)で「人間環境宣言*1」が採択されてから40年以上を費やし、ようやく世界のほとんどの国家が環境破壊が地球に及ぼす負の影響を止めなければならない、という認識に立ち、気候変動に立ち向かう「パリ協定」に合意した。「パリ協定」の実行は来年2020年から始まるが、気候変動の脅威を現実の身近なものとして実感することが年々、増加している。しかしそれでもまだ、現実と、人々の認識や危機感の間には、相当のギャップがあるのではないだろうか。たとえ危機意識を持つ人でも、自分は何をしたら良いのか、省エネの小さな行動の積み重ねによって本当に変化を生むことができるのか、もう遅いのではないか、というモヤモヤした疑問を抱いていることが多いだろう。経済活動と排出削減を両立させることの困難を唱える産業界の悩みも多く聞こえてくる。