松川 恵美(CEO)

松川 恵美(CEO)

 
日本政府は今年6月に大阪で開催するG20サミット(金融・世界経済に関する首脳会合)の議長国を初めて務めることに向けて、政府をあげて準備に取り組んでいる。日本としては、昔と比べて薄くなっている国際政治の場での存在感やリーダーシップを取り戻す大舞台と捉えているだろう。G20の議題としては、「気候変動問題」や「海洋プラスチック問題」の解決をリードしていくことや、SDGsを中心とした開発・地球規模課題への貢献を促進すると同時に、日本のおもてなし精神や魅力を売り込むことにも意欲を燃やしている。
毎日のように届く世界のメールニュースの中で、今週私の目に留まった記事は、「The Climate Group」が発表した「NTT commits to electric vehicles and tackling energy waste (29 October 2018)」だった。NTT(日本電信電話株式会社)がEV100 とEP100 両方にコミットし、それは世界でも初めてだという内容だ。近年多くのイニシアティブが発動しているが、その中でもRE100やEV100に比べ、やや地味な感じが否めないEP100。そもそも「EP」ってなに?実はこのEP=Energy Productivity (エネルギー生産性)、またはEnergy Efficiency (エネルギー効率)は、大きなポテンシャルがあるのではないかと感じている。
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